スタートレック イントゥザ・ダークネス 感想

スタートレック イントゥザ・ダークネス見てきました。

(ネタバレあり)

・面白かった(20代 男性)
・特に映像技術はすばらしいものがある(茨城県 技術職)
・上映時間が長かった(21歳 会社員)


 上映時間長かったっすほんとに。測ってないけど2時間近かったんじゃないかな。
どっかで聞いた話として『映画っていうのは一日の上映回数が収益に反映するものだから、映画一本の時間ってのはある程度の範囲が決まっていてその中で長い短いを決める』ってのがありました。にしちゃあ長いよなと。
 別に長かろうが短かろうが良いのですが(僕は長い映画のほうがお得感があって好きです)、この映画に関して言えば別の理由から長さが気になったのです。
 というのは、内容の密度です。もう見た人は思い出して欲しいのですが、この映画の場面数は上映時間に反して少ない。思い出してみると、主人公たちがやってたのは行って戦って帰ってきただけという。確かに場面場面での細かな会話やアクションは秀逸でしたし、それ自体はテンポの悪いものには感じませんでした。でもこうして思い返してみると、内容(=脚本)に関して思うことが何も無い。映像も演出も効果も最高なのに、脚本がシンプルすぎて、その簡素さが妙な物足りなさを感じさせているのだと思いました。
 聞くに、原作持ちの宿命としてこの脚本もかなりの難産だったとかそうでもないとか、とにかく発表が1年遅延する程度には色々あったはず。なのに、こんな簡素なものでいいのか!そう考えてしまう訳です。
 前半いっぱい存在を隠され、後半で正体が割れて観客に衝撃を与えるはずのカーンや、旧シリーズでのカーンを知る人物として今作にも出演するレナード・ニモイを意味ありげに描写しておきながら、結局は主人公たちは自力でカーンに対処してしまう(ニモイは重要なトリックのヒントを与えた訳だが、そのトリックはニモイの口から語られる必要があったのか?)。カーンという旧作でも目立った個性を残しているキャラクターが登場していながら、全く新しい映画になっている。これは監督が既に公言済みなのでツッコミはやや苦しいのですが、それでも言いたい。同作品は単体として見た時真の意味で完成するものであって、旧作との結びつけが困難な点が違和感なのだと。これがどういう経緯の上でのことなのかは全然わかりませんが、かつての何かを期待して見た僕としては、新しいスタートレックの凄まじいパワーに感動しつつも、どこか物足りなさを隠せないのでした。
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新都社で『伯方さんと僕』という漫画を連載しています。http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=12094
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